2026-10

公開議論記録

【対話記録 #002】パワハラ認定は恣意的だったのか――「一過性の言動」と「はばたんペイの件」を裁判例から検証する

はじめに――「一度の言動」でパワハラになるのでしょうか一度の舌打ちやため息は、パワーハラスメントに当たるのでしょうか。また、上司の言動が不適切であっても、パワハラには該当しない場合があるのでしょうか。2025年3月19日、兵庫県の文書問題に...
公開議論記録

【公開議論記録 #001】公益通報者保護法をめぐる一連のやり取り――訂正した点、回答が得られなかった論点、そして「齟齬なし」の公文書

はじめに――議論の経過と、公文書が示す新たな問題2026年8月、当研究所はX上で、公益通報者保護法の解釈をめぐり、別の投稿者と一連の議論を行いました。議論の中心となったのは、2025年3月26日の兵庫県知事の発言と、同年5月14日に消費者庁...
法律・制度

第三者委員会とは何か――法的拘束力がなくても調査する意味

行政機関や企業で不祥事が発覚したとき、しばしば「第三者委員会を設置する」という発表が行われます。第三者委員会が調査を終えると、報告書が公表され、「違法」「不適切」「再発防止が必要」といった判断が示されることがあります。ところが、こうした報告...
兵庫県政検証録

【兵庫県政検証録 #009】百条委員会――2024年6月13日、県議会はなぜ独自調査を選んだのか

2024年6月13日、兵庫県議会は「文書問題調査特別委員会」の設置を決定しました。地方自治法100条に基づく調査権を行使する、いわゆる百条委員会です。発端となったのは、元西播磨県民局長が作成した、斎藤元彦知事や県幹部に関する疑惑を記載した文...
兵庫県政検証録

【兵庫県政検証録 #008】二つの調査――2024年5月7日、何が終わり、何が続いていたのか

前回の#007では、2024年4月4日、元西播磨県民局長が兵庫県の内部公益通報制度を利用して通報したことを確認しました。ここから、事態は少し複雑になります。この時点の兵庫県では、同じ文書をめぐって性質の異なる二つの調査が並行していたからです...